
企業側は、転職の際にTOEICの点数を評価することが多いです。
外資企業であれば英語が必要というのは理解できると思いますが、国内企業の場合に、なぜTOEICが必要なのか…疑問に思う人もいるかもしれません。
本記事では、なぜ転職でTOEICを評価する企業が多いのか、TOEICでどれくらいの点数を取れば評価してもらえるのかについて解説します。
【なぜ転職でTOEICを評価する企業が多いのか】
転職でTOEICを評価する企業が多い理由としては、3つ挙げられます。
企業によって理由は異なる可能性はありますが、企業の特性から判断することで転職活動に役立つかもしれません。
ポイント
・グローバル化を図りたい
・採用人数を絞りたい
・教育コストを削減したい
≪①グローバル化を図りたい≫

平成30年度に総務省が行った「企業の海外進出状況及び意向」のアンケート調査によると、ICT企業の29%、非ICT企業の30.5%がすでに海外に事業を展開しているということがわかっています。
この数値に今後の海外展開意向率を含めるとICT企業が39%、非ICT企業が35.8%になり、約4割の企業が海外への進出を行うようになるということがわかり、いかに英語の必要性が高いかがわかります。
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ちなみに、ICT企業とは「Information and Communication Technology(情報通信技術)」の略で、通信技術を利用した産業やサービスなどの総称をいいます。
≪②採用人数を絞りたい≫
新卒採用や転職採用に限らず人気の企業は応募者が多くなります。
就職四季報2016年度版のデータによると、明治の倍率が2,750倍、森永乳業の倍率が500倍台、サントリー、味の素、読売広告社の倍率が200倍台ととんでもない倍率になっています。
そのため、TOEICによって一定の水準に達していない人を足切りしたいと考える企業もあり、これらのクラスの大企業で働きたいという人は、TOEICで高得点を取るに越したことはありません。
≪③教育コストを削減したい≫
外資企業や海外進出を行っている企業では、入社後に英語の教育を行うことがあります。
当然、英語を学ぶためには教材費や教える人材が必要になるので教育コストがかかります。
そのため、TOEICの成績が良い人材を採用することで教育コストを抑えようとする企業も多いのです。
特に、中小企業やベンチャー企業にこの傾向が強いと考えられます。
【転職にはTOEIC600点以上が必要】
転職でTOEICを企業側に評価してほしいのなら600点以上が1つの目安になります。
ここからは、TOEIC600点の難易度とTOEIC600点保持者ができることについて解説します。
≪TOEIC600点の難易度≫
TOEICの平均点が約580点ほどなので、600点は平均点よりも少し高い程度になります。
この点数にたどり着くためには、英語力がゼロの状態から始めておよそ700時間程度の学習時間が必要になるといわれており、英検で例えると2級以上程度でしょうか。
参考書を購入して毎日コツコツと勉強をすれば誰でもたどり着ける難易度なので、そこまで身構える必要はありません。
転職活動で忙しくなかなか勉強時間が確保できないという場合でも、隙間時間をうまく利用すれば問題なく達成できます。
≪TOEIC600点でできること≫
TOEIC600点に到達すると日常生活の簡単な会話程度であれば支障なくできます。
しかし、早口で喋られたり難しい会話になると途端に理解できなくなる人も少なくありません。
TOEICでは、リーディングとリスニングしか勉強する機会がないので、英会話を上達するには別で勉強する必要があります。
外資企業やグローバル化を図ろうとしている企業だと英語面接がある場合もあるのでしっかり対策を行いましょう。
【まとめ】
いかがでしたか?今日は、企業が転職でTOEICを評価する理由についてでした。
外資企業以外でもTOEICスコアを持っていると有利に働くでしょう。
では本日も最後までお読みいただきありがとうございました。